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2008-08-19

あいうえおほしさま★

同じ職場で(秘書さんではありませんが)仲良くしていただいていた方が亡くなり、きょうでちょうどひとつきです。
知り合ったのは去年でした、「その方」の雰囲気・声・表情はいまもわたしの胸にはっきりと映っています。
今年の1月24日には初めて「その方」が所属する研究室に遊びにいきました*
2月7日には私の友達も一緒に下北で、沖縄料理に舌鼓をうちました。「その方」はここぞとばかりに泡盛を沢山飲んで愉しげにしておられました*
3月13日は職場で大勢の人達とチーズフォンデュパーティをしたのですが、
「その方」はほとんど飲み食いせず、目立つことなく細やかに動いていました*
5月は12日に食堂でばったり「その方」に会いましてキョトンとした目でこちらを見ており、血色もよく元気そうでした、その月に催された職場一般公開では、スーツを着た「その方」が実験室で説明員として優しく対応してくれました*
そのかたとかかわったのはおそらくそれが、最後です。

「その方」と、もっともっと話したかったです。
「その方」の生き様は真摯で学ぶことが多かったからです。「その方」と知り合えて幸運でした。
だから、「その方」が生きていたことをこれからも、しっかりと頭に焼き付けて、いまのこの記憶の鮮明さを何年経っても保ち続けていきたいと思います。
ご冥福をお祈り申し上げます。

2008年8月19日
蒼井ゆき子

「その方」

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コメント

よく思うのですが、人は全て等しく死にます。いわば最も普遍的な現象なわけです。

なのに、人はなぜ他人の死を悲しみ、苦しみ、そして悼むのでしょうか。そして、そうした感情は、交流の長さや深さとは、必ずしも関係していないようにも思えます。

私も、友人や先輩を突然なくしたことがあります。最初は現実感が全くありませんでした。「あんなことやったな」とか「あんな話したよな」とか思い起こすことによって、はじめて「彼(彼女)はもうこの世にいないのだ」という現実感と悲しみの感情がでてきました。

それから、もう10年以上経ちますが、そのときの「あんなこと」や「あんな話」って全然忘れないものです。そして、「悲しみ」は徐々に質的変化をおこし、「懐かしい」肯定的感情となっていきます。「あいつだったらどんな風に言うかな」とかね。死を悼む感情は、時間をかけて死を肯定化する、生来備わった本能なのかもしれません。

ですから、蒼井さんが「その方」との短いながらも、意義のある交流を、しっかりと記憶に留めようとする、真摯な気持ちは大変すばらしいと思います。必ず今後の生き方に大きく生かされることでしょう。

最後に、
「その方」と知り合えて幸運でした。
と心から言える蒼井さんに心から敬服いたします。

feyn2殿

こんなわたしを敬服だなんて恐縮です。

>交流の長さや深さとは、必ずしも関係していないようにも思えます。

わたしは「その方」と実際、わずかな交流しか持てておりませんでした。にもかかわらずわたしにはショックが大きく、このブログにも「その方」のことを綴ってみたりして。。投稿以来、わたしの振る舞いが思い上がりの行為ようで、気恥ずかしく感じていました。しかしそんな折、feyn2さんから昨日、コメントが残されててそれはわたしの気持ちや考えを受け止めてもらえているように解釈できました。。なので、おかげで気持ちが落ち着いたというかなんというか、、、とにかくわたしは救われましたよ。ありがとうございます。
相手が亡くなった現実感と悲しみの感情は、日常生活のなかで突然襲ってきます。少しずつ乗り越えているつもりでも、またゼロに戻っていたりします。悲しみや相手の存在感は時間の経過とともに増していくからです。しかしfeyn2さんのおっしゃるとおり、「悲しみ」は徐々に質的変化をおこします。これからは周りの人と悲しみだけでなく思い出もわかちあい、時間というお薬をゆっくり服用しながら乗り越えていく所存です。

>「悲しみ」は徐々に質的変化をおこし、「懐かしい」肯定的感情となって
>死を悼む感情は、時間をかけて死を肯定化する、生来備わった本能

feyn2しゃんて、すごい!・・・人間学博士のfeyn2さんにこちらこそ心から敬服いたします。

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